乳がん術後の肩の痛み、その原因は別の場所にあった!

今日は、乳がん術後に左肩の痛みと可動域の低下に苦しんでいたクライアントが、驚くべき回復を遂げたエピソードをご紹介します。 

このクライアントは、2年前に乳がんと診断され、左乳房の全摘出手術を受けました。 

手術後、左肩の痛みやむくみ、関節の可動域の低下が続き、リハビリを続けていたものの、症状は一向に改善せず、むしろ悪化していきました。 

さらに最近では、第1腰椎の圧迫骨折も発症し、入院治療を経て職場復帰を果たしたものの、左肩や背中から腰にかけての痛みが残り、さらには以前から悪かった右膝の状態も悪化…。ついには、医師から人工関節手術を勧められるまでになってしまいました…。

 

「手術は避けたい」ーその思いで訪れたアイムズ

「どうにか手術は避けたい」との思いで、クライアントはアイムズに来院されました。
来院時の状態は次のようなものでした。

  • 腰痛
  • 右膝内側部の痛み
  • 右膝関節の可動域制限(屈曲)
  • 左肩の運動時痛
  • 左肩関節の可動域制限(屈曲、外転、外旋)
  • 左肩甲帯周囲の圧痛(軽く触れるだけで痛みが出現)
  • 立位時の体幹伸展不全
  • 左大胸筋のスパズム
  • 団地の4階までの階段昇降が困難(腰の痛みのため)
  • 中腰での作業が辛い

施術プロセスー「意外な場所」に原因が?

乳がんや圧迫骨折、変形性膝関節症などを考慮しつつ、全身の検査と測定を行いましたが、これらの病気が痛みの直接の原因ではないと考えられました。そこで、まずは関節の不具合がどの程度影響しているのかを確認するため、施術を開始しました。
最初に調整を行ったのは左腰仙関節でした。そして、驚くべきことに、施術直後に左肩甲帯周囲の圧痛が完全に消失しました。クライアントも驚き、私も心の中で「すごい!」と驚きを隠せませんでした。

 

施術後の変化ー「肩の痛みが再発しない理由」

医療機関では、左肩の痛みは乳癌手術後の後遺症と考えられていましたが、実際には左腰仙関節の不具合が原因でした。関節の調整によって、手術後の痛みが消失し、2回目の来院時にも左肩の痛みは再発していませんでした。

 

「手術後の痛み」かと思ったら...

このクライアントのケースでは、腰仙関節の不具合が原因で左肩の痛みや可動域の制限が発生していたと考えられます。医療機関のリハビリではこの関係性に気づけず、左肩の治療を行っても改善が見られなかったのです。

 

あなたの痛みも「関節の不具合」が原因かも?

痛みの原因はさまざまで、術後の後遺症や原因不明とされる痛みも、実は関節の不具合に起因することがあります。このブログをお読みの方で、「手術後の後遺症」や「原因不明の痛み」に心当たりのある方、あきらめないでください!もしかすると、あなたの痛みや不調も関節の問題から生じているのかもしれません。

 

「関節ファシリテーション」で痛みのない生活を取り戻す

従来のリハビリや整体、カイロプラクティックで効果が感じられなかった方は、ぜひ「関節ファシリテーション(SJF)」を体感してみてください。痛みから解放された生活を取り戻し、再び笑顔で日常を過ごせるようになるかもしれません。

 

アイムズはそのお手伝いを全力でさせていただきます。このブログが「痛みの原因を考える」きっかけになれば幸いです。

 

追伸ー肩以外の症状も改善!

左肩以外の症状も関節の不具合を調整することで改善が見られました。右膝の痛みや背中から腰の痛みが消え、右膝の可動域も広がり、人工関節の手術は様子を見ることになりました。
※施術効果には個人差があります

 


アイムズ(医科学研究所)は、健康情報の発信と共に、体のメンテナンスやコンディショニングのお手伝いをさせて頂いています。

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